【書籍レビュー】怒られる技術
こんにちは〜
今日は【怒られる技術】について話したいと思います。
まずはじめに、これは本の名前です。
しかし、まだ未完成品だそうです。
YouTuberのジョーさんなる人
が新しい試みとして作っている本だそうです。
この本はやお二人のことはTwitterで回ってきて知りました。
が、このお2人については正直全く知らないので、何も言及できません。
ただ、自由にやりたいこと、新しいことを求めて生きている方々、という印象を受けました。
そして、そういう生き方には批判はつきもので、その批判についての対応や、それをどう受け止めるかを本にした、という解釈でいいと思います。
このお二方の人間性はまったくわかりませんが、ぼくはとりあえずこの本のタイトルに惹かれて読んだクチです。
たぶん、それも狙ってつけているんだろうなぁ。
内容は正直薄いのですが(笑)、非常に有意義な点もあると感じたので紹介したいと思いました。
ストレスに対する対処として十分使える考え方だと思います。
要点
要点、というか自分が気になった点をまとめます。
「怒られる=自分の全てが否定される」 ではない。
いいですね。この言葉。
たしかに、少し怒られた、少し批判をされただけで、「あの人私のことが嫌いなんじゃないか。」「この人は私を理解してくれないんだ。」と極端な考えになってしまう人もいます。
この言葉は、要は
『そんなに極端に考えなくてもええやん(^O^)』
ってことを言いたいのだと思います。
「そんなこと言われたって自動的に否定的なことばかり浮かんでしまうだもん…」
それもそうだと思います。
それを無理に書き換えようとしても恐らく難しいと思います。
ただ、この話に限ったことではないのですが「世の中、こういう発想もあるんだ!」と頭で理解しておくと、それがどこかで役に立つこともあります。
なので、知識としてこういう発想を取り入れておくことは意味のある事だと思います。
また、
批判してくる人はあなたのやっていることに対して、あなたより分かっていない。
そのような人たちから何かを言われたところで、大した意味はないし怖くもない。
シカト力を磨こう。
とまとめられています。
シカト力。いいですねこれも。
ではシカト力を磨くために何をしたらいいのか。
まずは相手の批判の種類を見極めることが大事ですね。
批判の種類
本書では批判が何種類かに分けられています。
すべてご紹介していると長くなってしまうので、ぼくが重要だと感じたひとつをピックアップしたいと思います。
〇自分の価値観の押しつけ
自分の中の正しさを他人に押し付け、「それはおかしいだろ!」と批判してくる人のことですね。
その他、羨望や妬みからとか、野次馬からとか分類されていましたが、ぼくは正直、批判や怒りの大半はこれに尽きると思っています。
自分と違うところがあるから、その人も自分に寄せようとするんですね。
ぼくはこういう人に会ったら「それはあなたにとって(あるいは世間、常識に照らすと)おかしい『だけ』ですよね。」と考えるようにしています。
ぼくも多くの日本人がそうであるように、相手に直接は言えません。
しかし、こう考えるだけでも、批判は痛くなくなります。
また、この考え方は、『相手の価値観を否定しない』というところにもつながります。
要するに、【あなたはあなたの考え方、わたしはわたしの考え方、それでいいじゃないですか】ということですね。
怒られたくない無難な多数派
この本では日本で育った人の特徴のひとつに『怒られたくない』と考えすぎな点をあげています。
では、怒られたくないのは、多数派にいたいのはなぜか。本の中では、
怒られたときに言い訳ができないから嫌なんだよね。
とあります。
実際、日本の環境だと、怒られたらそれに対して反論がしにくいってのはあると思います。
理不尽な批判や怒り、間違っているとわかっていてもそれを飲み込むしかない環境。
それを表面化させてしまうと、それに対する対処でさらにエネルギーを消費してしまう。
だから、「はじめから怒られないようにしたらいいんだ。」という消極的な発想が生まれてしまう。
それが一番楽だからですね。
この消極的発想そのものが悪いとは思いません。
ただ、怒られることに臆病になりすぎて人や社会との繋がりを遮断するのはもったいないと個人的には思います。
ガンガン怒られていっちゃいましょう!!
ちなみにぼく自身は怒られた時は『宇宙から見たらちっぽけなんもんだし』とか『死ぬわけじゃないし』と考えるようにしてます(^^)笑
それではまた(^_^)/~~