ヘルプマーク、知って欲しい。
こんにちは。
てきとうにやろうと思っていたブログ、なんやかんやで頻繁に更新してしまっています(笑)
個人的に考えていたことや感じていたことを、こうやって表出するのって精神的な健康にも寄与している気がします。
そういえば、大学院時代の後輩が『日記をつけることによる精神的健康の促進について』みたいな(タイトルは超てきとうです)論文書こうとしてた気がする。
色々な思惑が胸中渦巻いているみなさん、ブログはじめましょ(笑)
では、本題です。
割と真面目なテーマです。
ヘルプマーク
みなさん、『ヘルプマーク』ってご存知ですか?
こんなやつです↓
正直、ぼくは実際に見かけたことがなく、「こういうものがあるんだ」くらいの認識しかしてなかったのですが、患者さんが「ヘルプマークをつけてても助けてもらったり席を譲ってもらったことなんかない。」とおっしゃっていて、せっかくいいシステムなのに使わないのはもったいないな、と思って記事にしました。
これは、外見では障害があると分からなくても援助や配慮が必要な方が、援助が得やすくなるように作成されたマークです。
このマークの対象者は、義足や人工関節を使用している方、内部障害の方、難病や妊娠初期、精神疾患、知的障害、発達障害の方など様々です。
精神疾患、知的障害、発達障害の方も含まれる点にチェックです。
わかりにくくても、困り感を持っている人・助けを必要とする人がいます。
正直なところ、日本人の精神疾患や発達障害に対する理解は十分と言えない状況で、素直に助けを求められる人が少ないのも事実だと思います。
極端に言ってしまうなら、『敵だらけの中でSOSを発信できるわけないやん』ってことです…。
そこで、このマークが登場します。
このマークの最大のメリットは、「わたしは、助けを必要としている人がいるなら助ける」という人が、このマークがあることで声なき声のようなものに素早く気付き、迅速に動けるようになることだと思います。
本当は、全国民が障害者と呼ばれる人に対しての意識が変わり、恥ずかしがることもなく、申し訳なさそうにすることもなく、堂々と助けを求められる社会ならよかったのですが…それはまだ、当分先のような気がします。
なら意識を変えるように動けや、とかどっかから飛んできそうですが、一番はじめの記事↓でも言ったように、ぼくはぼくの天井を知っていて、自分が社会を変えるなんて大層なことをできるとは到底信じられないので無理です(笑)
でも、こうやって障害者と呼ばれる人の支えになる情報等を発信することで、少しずつ生きやすい社会になることを目指します。
行動が少しずつ変われば、意識も変わっていくと信じています!
はい、話がそれてますね(笑)
戻します!
ヘルプマークを実際に見かけたらどうするか
各都道府県のHPなどにも載っているのですが、ある県の例を挙げると
・電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康にみえても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目でみられ、ストレスを受けることがあります。
・駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。
とのことです。
その他、何かしんどそうにしていたり困っていることがありそうなら「何かできることはありますか?」など声をかけていきたいところです。
また、ヘルプマークをつけている方は、こう言ってくれている人には遠慮しないで、素直に助けを求めて欲しいです。
ヘルプカード
同じようなツールにヘルプカードがあります。
こんなやつです↓
これは、障害などのある人が困った時に、周囲の方に配慮や手助けをお願いしやすくするための情報を伝えるためのものです。
「手助けが必要な人」と「手助けできる人」を結ぶカードとも言えますね。
「ヘルプカード」の提示があったら、記載されている内容にそって、自分にできる支援をしましょう!
取得方法
取得、という言い方が正しいのかはわかりませんが、各市町村の障害福祉課で配布されていると思います!
障害者手帳の有無は問わないところもあるので、グレーと言われた方や診断がおりない方も、「わたしにもこれ必要かも」と思ったら問い合わせてみてください。
各自治体で異なる点があると思うので、詳しくは問い合わせを(>_<)