ブログ名「しなやかなこころで、」とレジリエンス効果
こんばんは。
前回の箸休め記事が20記事目だったんですね(笑)
なんてこった。
20記事目にブログタイトルについて書こうと思ってたのに(笑)
ま、いっか。
さて、今日は満を持して?ブログタイトルについてです!
『しなやかなこころで、』という名前をつけました。
ブログを始めるにあたって色々考えたんですけど、結局自分のメインテーマというか、価値観がタイトルとしてしっくりきました。
しなやかさとは、心理学用語でいったらレジリエンスになります。
ここらへんの概念も少しご紹介していこうと思います。
『しなやかな』という形容詞
実用日本語表現辞典では
動作などが柔軟で堅苦しいところのないさま、優美なさま、などを意味する表現。
とあります。
まぁ要するに柔軟なイメージですね。
この言葉は、しなう【撓う】という動詞からきているそうです。以下、大辞林から引用です。
しなう【撓う】
弾力があって、力を受けたときにしなやかに曲がる。
柔らかいけど、強い、みたいなイメージがしますね。
ことわざで言ったら『のれんに腕押し』『柳に風』といった感じでしょうか。
このしなやかさが仕事をする上で、生活する上で、生きていく上で非常に重要なんじゃないかと思っています。
レジリエンス
これも同じように柔軟さや弾力性を表す心理学用語なので、ついでにご紹介します。
最近、新人看護師の研修でも紹介した概念です(笑)
英語ではresilienceと書きます。
これは『跳ね返り、弾力、回復力、復元力』という意味を持つ言葉だそうです。
転じて、『さまざまな環境・状況に対しても適応し、生き延びる力』として心理学では扱われます。
まぁ、要するにストレスに対処する力のひとつと考えていいと思います。
レジリエンスの視覚的イメージはこんな感じです↓
かなり大雑把で汚いですが、まぁこんな感じです(笑)
なにかストレスがかかるなどして凹む状態になったとしても、そこから回復する力、弾力性がレジリエンスということですね。
後述しますが、凹む要因になったことに対する対処力を上げることで、元の状態に戻るだけでなく、+αの自分になることを意識するとそもそも凹みにくくなっていくと思います!
レジリエンスの対義語や類義語
レジリエンスという概念をもう少しわかりやすくするために、対義語や類義語を考えてみます。
- 対義語代表…脆弱性(もろさ、壊れやすさ)
- 類義語代表…頑強静(強さ、逞しさ、堅牢な)
頑強性は『the 強さみたいなイメージ』で言うなれば【剛】の強さだと思います。
レジリエンスは柔らかい強さのイメージなので【柔】の強さとでも呼べばいいかもですね!
【剛】の強さは、折れなければある意味最強ですが、折れたときがもろかったりします。
失敗を知らないで順風満帆に進んできた自信に満ち溢れた人が、一度の失敗で立ち直れなくなる、みたいなストーリーを想像したらわかりやすいかと思います。
あるいは、ガラスや岩は硬いですが、高いところから落としたらあっさり割れます。一方、ゴムは大してダメージがないでしょう。まぁ、そんなイメージです。
レジリエンスを高めるには
色々な要素がありますが、ここでは感情コントロールと、先の見通し、学習について話したいと思います。
①感情コントロール…自分の感情を客観的に理解し(メタ認知)、自分の支配下に置く。ものごとに一喜一憂せず、柔軟にとらえる。
メタ認知については↓の記事をご参照ください。
②予見(先の見通しを立てる)…これから起こるであろうことを考えておく→不意打ちよりダメージが少ない。
③学習…起こったことを頭の中で復習し、次同じことが起こった時に対処できるようにする。
これらを意識することで、レジリエンスを高めることができます。
そして+αとして、『同じことでは凹まない自分』『凹んだとしてもより早く立ち直る自分』『同じようなことがあった時に動ぜずに対処できる自分』などの姿を目指しましょう!
要するに『Plus Ultra!!』(僕のヒーローアカデミア↓より)ってことですね!!
まとめ
このブログは、ぼく自身が『しなやかなこころで、』生きていくための手段でもあるし、何か縁があって読んでくださっているみなさんが『しなやかなこころで、』日々を生活するための微々たる何かになれればと思って書いています。
社会や世界、他人はそう簡単に変わらないけど、自分のこころは少しずつでも変えられます。
このブログがそのためのヒントになったり、背中を押すことができたら嬉しいなぁ。